結婚して慣れない土地での生活、子育て、家事、仕事と、家族の生活を回すことに必死だった日々。生まれ育った環境とまったく異なる生活に疲弊する中で、心身の疲労はとっくに限界を超えていました。
コロナ禍となり、働き方を見直して、ブログやライターなど、自宅でできる在宅ワークを学びながら始めて数年。在宅ワークで「書くこと」を始めたことによって自己理解が深まり、願いを叶えることができる自分になることができました。この記事では、在宅ワークを通して自分らしさを取り戻すまでの実体験をお話しします。
在宅ワーク前の私:心身の限界を感じていた日々

毎日のストレスが積み重なっていく現実
長年にわたり、合わない環境で生活を続けたことで心身が疲弊し、限界を超えながらも環境を変化させることができない日々。運転が必須な土地で、車通勤の途中でも意識を失いそうになるなど、精神的にも限界を迎えていました。
当時感じていた主な悩み
- 夫婦で話し合っても変化させることができない生活環境
- 我慢が限界を超え、日常生活に支障が出る
- 長年の自己犠牲によって自分を見失う
- 変化させることができない生活により、不安症を発症
転機となった出来事
心身の限界はとっくに超えていましたが、やっとの思いで引っ越し。
子ども達の環境の変化が一番不安でしたが、スムーズに新しい環境に慣れてくれたこと、子ども達にとっても、良い環境に移れたことで、安心して生活できるようになりました。
そこから、働き方を変化させるために、在宅ワークで新しい学びや挑戦を始めました。
在宅ワークで取り戻した’自分らしさ’

本来の性格と向き合える環境
在宅ワークで「書くこと」によって、自己理解が深まりました。「女性が我慢するのが当たり前」という価値観に、何度も幻滅を味わいましたが、その経験から、私のように長年にわたって自己犠牲してきた女性のためになるような発信がしたいと思うようになりました。
発見した自分らしさ
- 在宅ワークで「自分らしさを発揮する人」を増やしたいという気持ち
- パソコン作業が好き
- 集中できる環境が必要
時間の使い方が劇的に変わった
子ども達の成長に合わせて、自分の時間を上手に活用できるようになり、夢だった二拠点生活を実現。スケジュール管理を習慣化することで、効率を高めるために改善を繰り返せるようになりました。
在宅ワークのメリット:私が実感した3つのポイント

1. 自分のペースで働ける自由さ
最も大きなメリットは、自分の生体リズムに合わせて働けることです。私の場合、二拠点生活を送るようになったことで、効率よく行動するための基本的なスケジュールを立てつつ、臨機応変に生活できるようになりました。
自宅でパソコン作業を継続するよりも、集中できる環境を選択することで、移動時間も上手く活用できるようになりました。
2. 人間関係のストレスからの解放
在宅ワークによって、職場での人間関係のストレスから解放されたことで、自分に合っていないことをたくさん手放せるようになりました。自分の環境を見直したことで、自分に合ったライフスタイルに変化させることができるようになりました。
3. 自己成長への意欲向上
時間に余裕ができたことで、Webスクールに入会しました。新しいことを学ぶ中で、自分に合った働き方が明確になり、スキルを高めることを楽しめるようになりました。
在宅ワークの課題と解決策

孤独感への対処法
在宅ワークを始めて数ヶ月後、人との接触が少なくなることで孤独感を感じるようになりました。この問題は、定期的にコワーキングスペースを利用したり、オンラインコミュニティに参加したりすることで解決しました。
自己管理能力の向上
最初は自己管理に苦労しましたが、以下の方法で改善できました。
効果的だった自己管理方法
- 毎日のスケジュールを明確にする
- 作業時間と休憩時間を区別する
- 定期的な目標設定と振り返り
- 作業環境を整理整頓する
収入の安定化に向けた取り組み
在宅ワークを始めた当初は収入が不安定でしたが、スキルアップと信頼関係の構築により、徐々に安定した収入を得られるようになりました。
在宅ワークを成功させるための具体的なコツ

環境づくりのポイント
物理的環境
- 専用の作業スペースを確保する
- 良質な椅子とデスクに投資する
- 照明と温度を適切に調整する
- 集中を妨げる要素を排除する
心理的環境
- 家族との境界線を明確にする
- 作業モードとプライベートモードを切り替える
- 定期的な外出の機会を作る
スキルアップの重要性
在宅ワークで長期的に成功するためには、継続的なスキルアップが欠かせません。私は以下の分野で能力向上を図りました。
- パソコンスキル(特にExcelとPowerPoint)
- コミュニケーション能力
- 時間管理スキル
- 専門分野の知識向上
在宅ワークが向いている人の特徴

私の経験から、在宅ワークに向いている人の特徴をまとめました。
性格面
- 自己管理能力がある、または向上させる意欲がある
- 一人で作業することに抵抗がない
- 変化に対して柔軟に対応できる
- 責任感が強く、自律的に行動できる
スキル面
- 基本的なパソコンスキルがある
- コミュニケーション能力がある
- 特定の分野で専門性を持っている、または習得する意欲がある
これから在宅ワークを始める人へのアドバイス

段階的なアプローチの推奨
いきなり会社を辞めて在宅ワークを始めるのではなく、副業から始めることをお勧めします。
時間や場所にとらわれない働き方を実現したいと感じている人は多いですが、スキルを習得しても周囲の人の意見や、マインドブロックによって行動できない期間も短くないので、考慮する必要があります。
家族の理解を得ることの重要性
在宅ワークを成功させるためには、家族の理解と協力が不可欠です。作業時間中は邪魔をしないでもらう、家事の分担を見直すなど、事前にしっかりと話し合いましょう。
継続的な学習の必要性
在宅ワークの分野は変化が激しいため、常に新しいスキルや知識を身につける姿勢が重要です。オンライン講座や書籍を活用して、継続的に学習を続けましょう。
在宅ワークで得られた最も大切なもの

在宅ワーク経験を通じて得られた最も大切なものは、「自分らしく生きる自信」です。女性は特に、スキルがあっても「自分には価値がない」と感じている人が多いです。
他人の評価を気にして生きるのではなく、自分の価値観に基づいて行動する勇気を持つことが大切です。
自分軸で生きることの喜び
在宅ワークを始めて、自己理解を深めたことで、自分の「好きなこと、得意なこと」を知ることができるようになりました。
幼い頃は、ずっと姉の真似をしてたくさんの習い事をしてきましたが、大人になってから学んだことこそ、自分の強みにつながることが分かりました。
学生時代から、友人の相談にのることが多かった私ですが、私は身近な人達から、「自分の強み」を活かした働き方のサポートをすることに喜びを感じると知ることができました。
人生の質の向上
働き方を在宅ワークに変化させたことで、長年、自己犠牲していた頃とは別人のように、自分らしさを取り戻すことができるようになりました。自分らしさを発揮する人を増やすことが、私の目標です。
まとめ:在宅ワークは’自分らしさ’を見つけるきっかけ

在宅ワークは単なる働き方の変化ではなく、自分らしい生き方を見つけるためのきっかけでした。挑戦には勇気が必要ですが、自分に合った働き方を見つけることで、人生の満足度は大幅に向上します。
もし今のあなたが「何か違う」と感じているなら、在宅ワークという選択肢を検討してみてください。きっと新しい自分に出会えるはずです。
最後に伝えたいメッセージ
自分らしく生きることは、特別なことではありません。ただ、そのための環境を整え、勇気を持って一歩踏み出すことが大切です。在宅ワークは、そのための手段の一つに過ぎませんが、私にとっては人生を変える大きなきっかけとなりました。あなたも自分らしい働き方を見つけて、充実した毎日を手に入れてください。
この記事が在宅ワークを検討している方の参考になれば幸いです。自分らしい働き方を見つけることで、きっと人生がより豊かになるでしょう。